小ロット対応プロテインOEMメーカー7選|最小ロット数や最安費用は?

小ロット対応プロテインOEMメーカー7選

プロテインのOEMを依頼する際に、気になるのがメーカーで対応可能なロット数です。最初はできる限り低コストでリスクを抑えたいでしょう。

そのような場合は、小ロットに対応しているプロテインOEMメーカーに依頼すれば、予算内でのOEMが可能です。

今回の記事では、小ロットでのプロテインOEMについて詳しく解説していきます。また、小ロットに対応できるプロテインOEMメーカー7選も紹介しているので、依頼する際の参考にしてみてください。

プロテイン以外の成分の小ロット対応メーカーについては下記の記事で詳しく解説しています。

目次

プロテインOEMの最小ロット数の相場は?

オリジナル商品(フルオーダー)を作る場合、プロテインOEMの最小ロット数の相場は1000袋程度ですただし少ないところですと100~200袋程度のOEMに対応しています。

また、「REDAS株式会社」では、パッケージ替えであれば50袋から対応可能です。多くの場合は、1000袋程度からの発注になりますが、なかにはより少ないロット数で対応できるOEMメーカーもあると覚えておきましょう。

パッケージ替えとは、OEMメーカーが製造している完成品の製品をパッケージだけ替えて自社ブランドとして販売する方法です。フルオーダー(製造開発から行う)よりも小ロットかつ低コストで製造可能です。

費用相場や最安費用はどれくらい?安く抑える方法は?

最小ロット数の相場である1000袋でOEMメーカーへ依頼をした場合、1袋あたりの原価は原料や資材などを合わせて2000円程度になります。

つまり、1000袋×2000円=2,000,000円となるので、1回の発注でかかる費用は200万円程度になるでしょう。

ただし、小ロットだと単価が上がるので、単純に計算はできません。前述の100袋から依頼できるOEMメーカーに依頼した場合でも、プロテインOEMの発注は、最低でも50万円程度はかかると考えておいたほうがいいです。

費用を安く抑える方法

  • 相見積もりをとる

複数メーカーで相見積もりをとることで小ロットでの相場が把握できます。総コストを抑えたい場合は相見積もりをとりましょう。基本的に見積もりは無料です。

  • スケジュールに余裕を持って依頼する

小ロットだからといって短期間での納品を希望して発注すると、メーカー側の負担が大きくなります。メーカーによっては、そのぶんのコストを請求する可能性があるので、スケジュールには十分余裕を持って依頼しましょう。

健康食品・サプリOEMの費用相場や費用内訳、実際の見積例は下記の記事で詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

小ロットでプロテインをOEMするメリット・デメリット

小ロットでのプロテインOEMには、メリット・デメリットがあります。
それぞれ解説しますので、メリット・デメリットを考慮した上で発注するようにしましょう。

メリット

小ロットでのプロテインOEMのメリットは以下の3点です。

  • 製品のテストマーケティングができる
  • 製造費用を安く済ませられる
  • 保管場所を確保するコストを軽減

製品のテストマーケティングができる

小ロットであれば、製品のテストマーケティングが可能です。
実際に製品の需要を確認した上で、徐々にロット数を増やしていけるので、リスクを抑えるためにも有効な方法でしょう。

製造費用を安く済ませられる

小ロットの場合、単純に製造数がすくないのでそのぶん製造費用を安く済ませられます。初めてプロテインOEMを依頼する方や予算が限られている方にとっては、小ロットで製造してリスクを抑えられるので大きなメリットとなるでしょう。

保管場所を確保するコストを軽減

大ロットだと広い保管場所が必要になるため、大きな倉庫を借りなければなりませんが、小ロットであればその必要がありません。保管場所を借りたとしても広いスペースはいらないので、コストを抑えられます。

デメリット

小ロットでのプロテインOEMのデメリットは以下の2点です。

  • 製品単価が上がってしまう場合がある
  • 小ロットOEMメーカーが大ロット生産に対応できない場合がある

製品単価が上がってしまう場合がある

小ロットでのプロテインOEMは、製造コスト自体は安く済みますが製造単価は大ロットに比べて高くなってしまいます。
そのため、テストマーケティングの結果次第で、大ロットに切り替えて単価を安くしたほうがいいでしょう。

小ロットOEMメーカーが大ロット生産に対応できない場合がある

小ロット製造を中心に依頼を受けているOEMメーカーに発注した場合、売れ行き好調で大ロット生産に切り替えようとしても、希望のロット数を受けてもらえない可能性があります。

そのため、事前に幅広いロット数に対応できるかどうかを確認しておきましょう。

小ロット対応できるプロテインOEMメーカー7選

プロテインを小ロットでOEM可能なメーカー7社の特徴やおすすめポイントを紹介していきます。

株式会社SUNAO製薬

極小ロット対応!おすすめNo.1プロテインOEMメーカー

株式会社SUNAO製薬では、最小ロット数30㎏・最安費用50万円からプロテインのOEMが可能です。リモートでの打ち合わせに対応しているため、遠方の方でも希望する製品を発注できます。

納期は4週間程度で、迅速に製造してもらえるのも魅力です。製造にあたっては、希望すればGMP・ISO取得済の工場で製造てもらうことができます。最小ロット数・最安費用・納期がそれぞれが魅力的なメーカーです。

  • 小ロット・低コストで発注可能
  • 遠方でも発注可能
  • 対応がスピーディー
会社名SUNAO製薬株式会社
最安費用50万円~
最小ロット数30kg~
認証GMP、ISO
対応エリア全国
特長最小ロット数30㎏・最安費用50万円と相場よりも少ないロット数で安く製造してもらえる

REDAS株式会社

圧倒的コスパのパッケージ替え!50袋から発注可能

REDAS株式会社は、プロテインに強いOEMメーカーです。モデルやスポーツ選手監修の製品を多数開発しており、ブランディング力に定評があります。すでに開発済みの味付けや配合を利用すれば、パッケージ替えのみで済むため50袋から発注可能です。パッケージ替えのベースとなるプロテインは、WPCプロテインやダイエット用ソイプロテインなどから選択できます。

オプションでは、医師・薬剤師の監修支援やフィットネスクラブ・薬局への販促支援などの依頼も可能です。パッケージ替えのコスパの良さが魅力のOEMメーカーです。

  • モデルやスポーツ選手監修の製品を多数開発
  • パッケージ替えは50袋から
  • 監修支援や販促支援がある
会社名REDAS株式会社
最安費用21万円程度(100袋)
最小ロット数ラベル巻き替えOEM:50袋~、フルオーダーOEM:500袋~
認証ISO
対応エリア要問合せ
特長開発済みの味付けや配合を利用すれば、パッケージ替えのみで済むため50袋から

株式会社サプリスタンダード

さまざまな形状に対応 最小ロット数は200㎏

株式会社サプリスタンダードでは、最小ロット数200㎏からプロテインのOEMが可能です。さまざまな形状に対応しており、通常のパウダータイプの他にタブレットタイプやドリンクタイプでプロテインを製造できます。

トレーニングジム・整骨院・フィットネスインフルエンサーなどからの発注もある実績豊富なOEMメーカーなので、安心して依頼できるでしょう。最小ロット数・対応している形状の豊富さ・実績の豊富さが魅力のメーカーです。

  • 最小ロット数200㎏
  • さまざまな形状に対応
  • 整骨院・フィットネスインフルエンサーなどからの発注があり実績豊富
会社名株式会社サプリスタンダード
最安費用要問合せ
最小ロット数200kg(200個)
認証要問合せ
対応エリア要問合せ
特長相場よりも少ないロット数に対応。複数の形状から選べる

株式会社アルプロン

極小ロット・低コスト!テストマーケティングに最適

株式会社アルプロンは20年にわたりプロテインの製造・販売を行ってきたメーカーです。

オリジナルプロテインを、最小ロット数15袋・1袋1,800円程度で発注できるのは大きな魅力でしょう。小ロット・低コストで発注できるので、テストマーケティングにも最適です。

さらに、注文から納品までのすべてがWebで完結し、最短15日で出荷してくれます。

  • 20年にわたりプロテインの製造・販売を行ってきたメーカー
  • オリジナルプロテイン最小ロット数15袋・1袋1,800円
  • 注文から納品まですべてWebで完結
会社名株式会社アルプロン
最安費用1袋1800円~
最小ロット数15袋
認証ISO HACCPに基づく衛生管理
対応エリア全国
特長15袋からOEM可能でテストマーケティングに適している

紀陽食品株式会社

企画・開発から製造まで 最小ロット数300㎏前後

紀陽食品株式会社では、最小ロット数300㎏前後からプロテインのOEMが可能です。アスリート向けの高たんぱくプロテインや女性をターゲットにした美容成分配合のプロテインなど、ターゲットに合わせた商品を依頼できます。

これまでに多くのプロテインOEM実績があるため、チョコ味や抹茶味などさまざまな味のプロテインを製造可能です。初回のサンプルは無料なので、気軽に相談してみるといいでしょう。

  • 最小ロット数300㎏前後
  • ターゲットに合わせたオリジナルプロテインを作れる
  • 初回サンプル無料
会社名紀陽食品株式会社
最安費用要問合せ
最小ロット数300㎏
認証要問合せ
対応エリア要問合せ
特長さまざまなターゲット・味に対応可能

株式会社アノマ

100㎏25万円から!商品を無料で紹介してもらえる

株式会社アノマでは、最小ロット数100㎏・25万円からプロテインのOEMが可能です。HMBカルシウム・クレアチン・EAA・BCAAなど、さまざまな原料に対応しています。

サポートも充実しており、依頼したオリジナルプロテインを自社メディアの「FitPiper」 で、開発者へのインタビュー記事として無料で紹介してもらうことが可能です。また、Amazonでの販売やSNS運用のサポートもしてくれます。

  • 最小ロット数100㎏・25万円から依頼可能
  • 自社メディアで商品を無料で紹介してもらえる
  • Amazonでの販売やSNS運用のサポートもある
会社名株式会社アノマ
最安費用25万円~
最小ロット数100㎏
認証要問合せ
対応エリア要問合せ
特長小ロット・低コストで商品をメディアで紹介してもらえるため宣伝費用を抑えられる

武内製薬株式会社

実績豊富!1㎏あたり2700円~

武内製薬株式会社では、最小ロット数200㎏からプロテインのOEMができて、1㎏あたり2700円からプロテインのOEMが可能です。小ロットだけではなく大ロットにも対応しているので、売り上げに応じてロット数を増やすことができます。1000㎏の場合、1㎏あたりの価格が2300円になるので、大ロットにすれば単価を抑えることが可能です。

これまでに多くのOEMを行ってきた実績があるメーカーなので、安心して依頼できるでしょう。

  • 最小ロット数200㎏・1㎏あたり2700円
  • 大ロットにも対応
  • 大ロットにすれば単価を抑えられる
会社名武内製薬株式会社
最安費用2700円~(1㎏あたり)
最小ロット数200㎏
認証ISO
対応エリア全国
特長ロット数が増えればそのぶん単価が安くなる。実績豊富

まとめ

小ロットでプロテインのOEMを依頼できるメーカーは多く、低コストでOEM商品を作れます。

小ロットでのプロテインOEMはテストマーケティングに適しており、商品の需要を計る上でも小ロットで発注できるメリットは大きいです。今回の記事で紹介した内容を参考に、小ロットでのプロテインOEMを検討してみるといいでしょう。

プロテインのOEMについては、以下の記事で売れるプロテインの共通点などより詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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