
「クリーニング店で使いやすいレジを知りたい」

「コスパの良いレジはどれ?」

「キャッシュレス決済の導入を検討している」
POSレジの導入・選定にあたりこのような疑問を抱えるクリーニング店の経営者は多いです。
そういった疑問を解決できるように本記事では「クリーニング店におすすめのPOSレジ」をランキング形式で紹介します。
- 料金コスパ
- クリーニングのPOSレジに必要な機能が揃っているか
- レジの使いやすさ
- 口コミや評判
- 導入時や故障時のサポート力や手厚さ
クリーニング店がPOSレジを選ぶ際に大切な要素である上記5項目を中心に、ランキングを決定しています。POSレジの導入が初めての方でも迷わず「自店で使ってみたい」と思う製品を見つけられるでしょう。
1位 スマレジ
機能・性能トップクラス!なのに月額0円からと低価格で始められる人気POSレジです。スマレジにできないことはほぼないと言われるくらい多機能な製品で、クリーニング店向けの機能も充実しています。
2位 ユビレジ
顧客管理機能が充実。ポイント機能と連携して、POSレジを起点としたさまざまな販促施策を実施できます。レジの操作性も抜群で、スタッフ誰でも使いやすい点が魅力の製品です。
3位 POS+
機能とサポートが充実。特にサポートの手厚さは全POSレジ中トップクラス。通常有料オプションとなる駆けつけサポートや初期設定サポートが標準搭載されています。ITツールの設定や操作に自信がない方にもおすすめ!
クリーニング店のPOSレジ比較・選定ポイント
まずは、クリーニング店で使いたいPOSレジの比較・選定ポイントについて解説していきます。
①クリーニング店向け機能の充実度
POSレジは、基本的なレジ操作を含めて高度な機能を搭載している点が特徴です。その上で、クリーニング店向けの機能が充実していると、さらなる業務効率化が期待できます。以下は、クリーニング店を運営するにあたってあると便利な機能です。
①タグ管理
クリーニング店には毎日非常に多くの依頼があります。顧客ごとの洋服を管理するために、タグの活用はかかせません。POSレジ内でタグ付けを行うことで、お客様から預かった商品をスムーズに管理ができます。
②預かり票管理
クリーニングの依頼を受けた際に、預かり票を発行することができます。お客様へ預かり票の控えを渡しておくことで、商品の受け渡しの際もスピーディーなやり取りが可能です。
①顧客管理
お客様の過去の取引履歴を確認できるため、個々のニーズに合わせてお得な情報を案内できます。
②LINE連携、CRM連携
LINEやCRMと連携することで、キャンペーンのお知らせやクーポンの配信もダイレクトに行えます。
③独自アプリ作成、会員カード作成
お店独自のアプリやモバイル会員カードの活用で、来店時以外にもお店の存在をアピールできます。
④ポイント管理機能
ポイントカードによって、お客様に割引とは違う付加価値を与えることができます。アミューズメント性もあるため、購買意欲向上にも期待できるでしょう。
外交営業対応
小型のモバイルプリンターやキャッシュレス決済端末とインターネット環境があれば、外出先で業務を行えます。会計業務や売上の確認・日報作成など、幅広い業務に対応可能です。
②料金やコスパ
POSレジの相場はタイプにより相場が大きく異なります。スーパーやコンビニでよく見られるターミナル型であれば50万円〜100万円程です。中小規模店中心に利用されているPC型POSレジやタブレット型POSレジは、機器がそろっていれば0円から利用できるものもあります。
月額費用は利用する機能により価格が変動しますが、0円〜15,000円程度が相場です。自店に最適なPOSレジを選ぶために、まずは初期費用や月額としてどれくらいの予算を組めるのかを決めましょう。
POSレジを取り扱っているメーカーは非常に多いため、予算を決めるだけである程度まで絞り込むことができます。そのうえで、欲しい機能を搭載した場合の料金をメーカーごとに比較するのがおすすめです。
機能性よりも価格の安さを重視する場合は、SquareやAirレジ、スマレジ(無料プラン)など月額0円のPOSレジを選ぶと良いでしょう。
③レジの使いやすさはどうか
POSレジ導入後は、スタッフのほとんどが操作する機会がでてきます。機械の扱いに慣れている方であれば問題ありませんが、そうでない場合は抵抗を感じる製品もあるでしょう。スムーズな運用開始のためには、誰でも扱いやすい商品の導入も重要ポイントとなります。
使いやすさの比較方法に関しては、デモやショールームで実際の操作感を試してみることがおすすめです。デモ体験が難しい場合も資料請求やメーカースタッフに話しを聞き、気になる点は全て確認しましょう。
スマレジなど、全国各地にあるショールームで実際に製品を触ることができる製品もあります。
④導入時や故障時のサポート力、手厚さ
導入時や運用中のサポート力もPOSレジの比較ポイントになります。導入時の初期設定や商品登録は非常に時間がかかる作業であるため、代行してもらえれば負担軽減が可能です。スタッフトレーニングを利用すれば、安心して本稼働を開始できます。
故障など導入後のトラブルに関するサポート内容も、メーカーによって大きく異なります。万が一の際にも素早く復旧できるよう、サポートについても充分にチェックしておきましょう。
⑤キャッシュレス決済を導入するならSTORES決済と連携できるかどうか
キャッシュレス決済の中でもSTORES決済のみ、クリーニング店向けに手数料の低価格プランがあります。割引内容としては、通常3.25%のところ2.48%まで下げることが可能です。業界最安水準になるので、利用しない手はないでしょう。
STORES決済と連携できるPOSレジを選ぶことで、割引プランを利用することができます。決済の金額が大きいほどお得感はアップするため、必ずSTORES決済と連携可能なPOSレジかをチェックしましょう。
⇩詳細はこちら
STORES決済と連携できるPOSレジは以下の通りです。
- STORESレジ|STORES株式会社
- スマレジ|株式会社スマレジ
- ユビレジ|株式会社ユビレジ
- あっと決済|株式会社ビジコム
- Bionly|株式会社アライズ
- SalonAnswer|エクシードシステム株式会社
- POS+|ポスタス株式会社
- Orange Operation|株式会社エスキュービズム
- poscube|株式会社フォウカス
- Loyverse POS|株式会社ナンバーワンソリューションズ
- NEXPO|株式会社ユーエスエス
- mAIpos|株式会社マルト水谷
- Okage DX Platform|Okage株式会社
ただしキャッシュレス決済端末は決済手数料以外にも、決済バリエーションや入金サイクルなど比較時の重要項目があり、一概にSTORES決済一択というわけではないのでご注意ください。以下の記事でキャッシュレス決済端末の選び方やおすすめの製品を詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

クリーニング店におすすめのPOSレジランキング7選
ここからは、クリーニング店におすすめのPOSレジのTOP7を紹介します。
スマレジ|スマレジ株式会社【1位】

- 低コストで導入したいクリーニング店
- STORES決済を利用したいクリーニング店
- 導入前に実際の操作感を試したいクリーニング店
①0円から利用できるiOS対応POSレジ
基本的な機能であれば、初期・月額費用ともに0円から導入が可能です。
iPad・iPhoneなどのiOSアプリに対応しており、既存の端末をお得に利用できます。
②連携できるシステムが豊富
STORES決済をはじめとして、さまざまな外部システムとの連携が可能です。
連携可能数は、POSレジメーカーの中でもトップクラスを誇ります。
③全国各地にあるショールームで導入前に操作を体感できる
東京(4箇所)・名古屋・大阪・福岡の各拠点にショールームを設置。
来店が難しい場合もビデオチャットツールを使用し、スタッフが対面で案内してくれます。
スマレジの良い評判・口コミ
スマレジの悪い評判・口コミ
スマレジの製品情報
導入費用例 | 約10万円程度 |
ランニングコスト | スタンダード(1店舗のみ)0円/月 プレミアム(1店舗につき)5,500円/月 プレミアム プラス(1店舗につき)8,800円/月 フードビジネス(1店舗につき)12,100円/月 リテールビジネス(1店舗につき)15,400円/月 |
POSレジタイプ | タブレット |
STORES決済連携 | 〇 |
タグ管理 | 〇 |
顧客管理 | 〇 |
LINE連携、CRM連携 | 〇 |
独自アプリ作成、会員カード作成 | 〇 |
ポイント管理機能 | 〇 |
外交営業対応 | 〇 |

ユビレジ|株式会社ユビレジ【2位】

- 手厚いサポートが必要なクリーニング店
- 店舗で操作を体験したいクリーニング店
- 充実した顧客管理機能を使いたいクリーニング店
①導入時から導入後まで手厚いサポート体制
導入時にはオプションで設置サポートや現地トレーニングを実施してくれます。
導入後は電話・メールはもちろんのこと、追加料金を払えばオンサイト保守も利用可能です。
②トライアルを申し込めば店舗で操作を体験できる
トライアルを申し込むことで、iPadや周辺機器を使って操作を体験できます。
iPadや周辺機器を持っていない方向けに、無料レンタルを実施している点も特徴です。
③タグ管理で詳細な売り上げ状況を把握
顧客ごとにタグ付けをし登録することで、売上状況と紐づけができます。
年代別や性別など、登録したタグごとの売上状況をスムーズに確認できる機能です。
ユビレジの良い評判・口コミ
ユビレジの悪い評判・口コミ
ユビレジの製品情報
導入費用例 | 95,700円~ |
ランニングコスト | ・ユビレジ お試しプラン 0円~/月・ユビレジ プレミアムプラン 6,900円/月 |
POSレジタイプ | タブレット |
STORES決済連携 | 〇 |
タグ管理 | 〇 |
顧客管理 | 〇 |
LINE連携、CRM連携 | 〇 |
独自アプリ作成、会員カード作成 | × |
ポイント管理機能 | 〇 |
外交営業対応 | 〇 |

POS+|POS+株式会社【3位】

- 必要な機能は全て搭載されているレジが欲しいクリーニング店
- オプションなしで手厚いサポートが欲しいクリーニング店
- 簡単に店舗アプリを作成したいクリーニング店
①小売・飲食・美容に特化したプランから選べる
それぞれの業種に特化した機能が標準搭載されているので、初心者でも安心です。
オプションなしでも必要な機能はほとんど使用できます。
②手厚いサポートが標準搭載で利用できる
導入時の初期設定・設置・365日電話対応・全国駆けつけサポートが標準搭載されています。
特に365日電話サポートは、店舗を運営している方にとって安心できるサービスです。
③POS+ connectで簡単に店舗アプリが作成可能
POS+ connectを利用することで、店舗アプリを安く簡単に作成が可能です。
プッシュ通信やクーポン発行で効率よく来店を促すことができます。
POS+の良い評判・口コミ
POS+の悪い評判・口コミ
POS+の製品情報
導入費用例 | 約40万円程度 |
ランニングコスト | ・POS+ retail(小売店向け)12,000円〜/月 ・POS+ food(飲食店向け)12,000円〜/月 ・POS+ lite(小規模飲食店向け)6,000円〜/月 ・POS+ beauty(美容・サロン向け)12,000円〜/月 |
POSレジタイプ | タブレット |
STORES決済連携 | 〇 |
タグ管理 | × |
顧客管理 | 〇 |
LINE連携、CRM連携 | × |
独自アプリ作成、会員カード作成 | 〇 |
ポイント管理機能 | 〇 |
外交営業対応 | 〇 |

Square|Square【4位】

- キャッシュレス決済の売上金をスピーディーに受け取りたいクリーニング店
- iOSだけでなくAndroidに対応したPOSレジを導入したいクリーニング店
- ランニングコストを抑えたいクリーニング店
①売上金は最短翌日に受け取れる
キャッシュレス決済の売上金は最短翌営業日に登録口座に振り込まれます。
振込手数料もかからず、無駄がありません。
②iOSだけでなくAndroidでも利用できるPOSレジ
Squareは、iOS・Androidの両方に対応したPOSシステムです。
周辺機器もシンプルかつスタイリッシュなので、店舗の雰囲気を壊すことなく設置ができます。
③初期費用・月額費用ともに無料で運用可能
ソフトウエアの初期費用や月額のシステム利用料は一切かかりません。
業種を問わず手数料が一律の明瞭会計で、運用計画が立てやすいです。
Squareの良い評判・口コミ
Squareの悪い評判・口コミ
Squareの製品情報
初期費用 | キャッシュレス決済のみなら:4,980円~ 現金決済必要な場合:92,760円 |
ランニングコスト | 0円~ |
POSレジタイプ | タブレット |
STORES決済連携 | × |
タグ管理 | × |
顧客管理 | 〇 |
LINE連携、CRM連携 | 〇 |
独自アプリ作成、会員カード作成 | × |
ポイント管理機能 | × |
外交営業対応 | 〇 |
\まずは無料アカウント登録/

BCPOS|株式会社ビジコム【5位】

- 幅広いプランから運用方法を選択したいクリーニング店
- 店舗アプリを無料で作りたいクリーニング店
- 夜間でもサポート対応をしてほしいクリーニング店
①月額・年額・買取から好みのプランを選べる
BCPOSでは、ソフトウエア利用料の支払方法を月額・年額・買取から選択ができます。
店舗のニーズにあわせてプランを選択でき、自由度が高いです。
②「みせめぐ」連携で店舗アプリの作成が可能
ビジコム開発の「みせめぐ」と連携することで、店舗アプリを無料で作成できます。
デジタル会員証の発行やプッシュ通信など、使えるサービスも豊富です。
③サポートワイドであれば8時~22時まで対応可能
BCPOSの電話サポートは、受付時間を延長できる有償プランが用意されています。
無料であれば10時〜18時のところ、最長で8時〜22時まで延長可能です。
BCPOSの良い評判・口コミ
BCPOSの悪い評判・口コミ
BCPOSの製品情報
初期費用 | 254,000円~ |
ランニングコスト | 定額プラン ・BCPOSベーシックプラン 5,000円/月(54,000円/年) ・BCPOSスタンダードプラン 10,000円/月(108,000円/年) ・BCPOSダブルプラン 13,500円/月(145,800円/年) ・BCPOSトリプルプラン 16,000円/月(172,800円/年) ・BCPOS追加オプション(1オプションにつき)+4,000円/月(+43,200円/年) 買取プラン ・BCPOSベーシックプラン 270,000円/台 ・BCPOSスタンダードプラン 540,000円/台 ・BCPOSダブルプラン 729,000円/台 ・BCPOSトリプルプラン 864,000円/台 ・BCPOS追加オプション(1オプションにつき)+216,000円/台 |
POSレジタイプ | PC、タブレット |
STORES決済連携 | × |
タグ管理 | × |
顧客管理 | 〇 |
LINE連携、CRM連携 | 〇 |
独自アプリ作成、会員カード作成 | 〇 |
ポイント管理機能 | 〇 |
外交営業対応 | 〇 |
Loyverse POS|株式会社ナンバーワンソリューションズ【6位】

- 世界で信頼されているレジがいいクリーニング店
- 既にある端末を利用したいクリーニング店
- 利用料無料で導入したいクリーニング店
①世界170ヵ国以上で利用されているPOSレジ
世界170ヵ国・100万店舗以上が導入しているPOSレジです。
アプリケーションは30ヵ国以上に翻訳されており、世界中の店舗で利用されています。
②iOS・Android端末専用のアプリを利用できる
iPadやiPhoneだけでなくAndroid端末でも利用可能です。
アプリは対応のアプリストアから簡単にインストールできます。
③利用料無料でレジの導入が可能
基本的なレジ機能の他に、売上分析や在庫・顧客管理などの機能が無料で利用できます。
クリーニング店で欠かせないカスタマーディスプレイも完全無料です。
Loyverse POSの良い評判・口コミ
Loyverse POSの悪い評判・口コミ
Loyverse POSの製品情報
初期費用 | 要問い合わせ |
ランニングコスト | 0円~ |
POSレジタイプ | タブレット |
STORES決済連携 | 〇 |
タグ管理 | × |
顧客管理 | 〇 |
LINE連携、CRM連携 | 〇 |
独自アプリ作成、会員カード作成 | × |
ポイント管理機能 | 〇 |
外交営業対応 | 〇 |
Airレジ|株式会社リクルート【7位】

- 無料で豊富な機能を利用したいクリーニング店
- 簡単に操作ができるPOSレジが欲しいクリーニング店
- 日本で一番多く使われているメーカーが良いクリーニング店
①無料で使える機能が豊富
Airレジは導入費から月額利用料まで0円で利用が可能です。
無料で使える機能が豊富なので、初めてPOSレジを導入する方にもおすすめできます。
②シンプル画面で直感的な操作が可能
シンプルな画面設計で、多くのスタッフが直感的に操作ができます。
大きく押しやすいようボタンを配置しており、うっかりミスも軽減可能です。
③709,000の利用店舗数でシェアNo.1を誇る
リクルートが母体のAirレジは知名度が高く、利用店舗数は日本でトップクラスです。
定型サービスも幅広いため、シームレスに繋がれます。
Airレジの良い評判・口コミ
Airレジの悪い評判・口コミ
Airレジの製品情報
初期費用 | 83,620円~ |
ランニングコスト | 0円~ |
POSレジタイプ | タブレット |
STORES決済連携 | × |
タグ管理 | 〇 |
顧客管理 | 〇 |
LINE連携、CRM連携 | × |
独自アプリ作成、会員カード作成 | × |
ポイント管理機能 | 〇 |
外交営業対応 | 〇 |

POSレジ導入の手順は?
気になるメーカーを見つけたら、ショールームで実際の操作感を体験します。デモ体験が難しい場合は資料請求やオンライン相談で、疑問点を解決していきましょう。納得したら導入をすすめます。
対応端末からメーカーに従って、アプリをインストールします。インストールと一緒にウイルスが入らないよう、事前に端末のセキュリティ対策を行っておきましょう。
アプリを起動する際に、アカウント登録を行う必要があります。必要に応じて情報を入力し、アカウント登録を完了しましょう。プランの登録も同様に進めていきます。
必要な初期設定が完了したら、商品登録を行っていきます。メーカーによっては一括登録も可能です。
商品登録が完了すると、販売管理画面で確認ができます。会計を進める際には操作方法に従って商品をカートへ投入していきましょう。
メーカーごとの操作方法に従い、預り金を入力します。決済方法は事前に契約した方法のみ対応可能です。
金銭の授受が完了したら、メーカー指定の方法で会計を終わらせます。
会計が正常に完了すると、売上に反映されます。管理画面より確認しましょう。分析機能が搭載されているレジであれば、さまざまな視点から売上を分析できます。
必要に応じてPOSレジをカスタマイズしていきます。
多くの店舗で利用されている追加機能としては以下のものが挙げられます。
- 店舗情報の登録
- スタッフ登録や管理
- キャッシュレス決済の追加
- 周辺機器の追加
- 顧客設定や管理
- 会計システムとの連携
クリーニング店のPOSレジに関するQ&A
以下では、クリーニング店のPOSレジに関するよくある質問についてまとめています。
- そもそもPOSレジとは何ですか?
-
POSレジは「いつ」「どこで」「どの商品が」「いくつ」「誰が購入した」などのデータを取得できるレジです。POSレジで取得したデータはPOSシステムに集計され、在庫や売上管理が容易になります。
データをもとに店舗のニーズを客観的に見ることができるため、販売戦略も立てやすくなるのです。その他にも店舗運営に欠かせない機能が多く搭載されており、幅広い業種で利用されています。
製品によっては安価での導入が可能である点からも、店舗の規模を問わずシェア数は年々増加傾向です。
あわせて読みたいPOSレジとは?従来のレジとの違いや機能・メリット・デメリットを解説 POSレジとは、顧客が商品を購入した際に、そのデータをPOSシステムに自動で取り込むことが可能なレジのことです。そのため、売上や在庫の状況を一目で把握でき、業務を… - POSレジにはどんな種類がありますか?
-
APOSレジは「パソコン型」「ターミナル型」「タブレット型」の3種類があります。「パソコン型」「タブレット型」は、対応端末にPOSシステムをインストールして使用するタイプです。既存のハードウエアを利用するため、初期費用を抑えられます。
基本的なレジ機能の他に、会計や顧客管理・在庫管理など1つのシステムで多くの業務を進められるのが特徴です。省スペースでの設置が可能なので、小規模店舗でも導入しやすいタイプといえます。
「ターミナル型」はレジ機能に特化しており、専用の機器を用いて使用します。主にスーパーやコンビニに設置してあることが多いタイプです。専用機器が大きいため、ある程度の設置スペースが必要になります。
ターミナル型の場合、機器の購入が必要になるので1台につき50万円〜100万円程の初期費用が必要です。以下の表は、レジの種類ごとにかかるコストについてまとめています。
出展:https://ubiregi.jp/pos-regi あわせて読みたい【2023】パソコンPOSレジおすすめ人気ランキング8選【徹底比較】 この記事でわかること おすすめのパソコンPOSレジランキング パソコンPOSレジの種類・正しい選び方 パソコンPOSレジの基礎知識や導入メリット・デメリット パソコンPOS…あわせて読みたい【2023】タブレットPOSレジおすすめランキング10選【徹底比較】 タブレットPOSレジは省スペース化でき、場所を問わず使用可能です。デザインもiPadをはじめスタイリッシュなものが多いです。そしてなにより低価格で使いやすく、高機能… - クリーニング店がPOSレジを導入するメリット・デメリットをおしえてください。
-
クリーニング店でPOSレジを使用することのメリットやデメリットは以下の通りです。
メリット
- 人件費削減に期待できる
- 効率的に会計業務を行える
- レジの打ち間違いを防げる
- 店舗のニーズを把握しやすい
- 複数店舗の管理も一元化できる
- システム上で顧客管理が行える
- ポイントやクーポン発行がスムーズ
デメリット
- 初期費用や月額利用料・決済手数料が発生する
- レジを扱うスタッフは操作方法を覚えなくてはならない
POSレジ導入の際には多少のデメリットは発生するものの、使い続けるうちに解消される問題ばかりです。システムを利用するほどコスパは良くなっていくので、興味がある方は導入の検討をおすすめします。
- インボイス制度の対応にPOSレジが必要だと聞きました。
-
2023年10月より導入が開始するインボイス制度に対応するには、以下の準備が必要になります。
・税務署で適格請求書発行事業者の登録手続き
・インボイス対応レシートを発行できるレジの導入
適格請求書発行事業者は、税務署で所定の用紙に記載の上提出することで申請ができます。しかし、その場ですぐに登録が完了するわけではないので早めの手続きが必要です。現在は2023年9月末までの手続きで、制度開始に間に合うよう登録番号が発行されるようです。
手続きと同時に、インボイス対応レシートを発行できる体制を整えなければなりません。登録番号や異なる税率ごとの合計金額の記載など、従来と比べて記載事項は大きく異なります。そのため、インボイス対応レシートを発行できるPOSレジが必要になるのです。
制度開始直前は各メーカーともに駆け込み需要が高まるため、希望の製品が手に入らない恐れがあります。POSレジの導入を決めている場合には、少しでも早く準備に取り掛かりましょう。
あわせて読みたい【2023最新】インボイス対応レジ9選|具体的な対応方法やポイントまで 2023年10月から、インボイス制度が導入されます。インボイス制度開始に伴い、発行するレシートや領収書の仕様が変わります。多くの店舗において、インボイス対応レジへ… - POSレジ導入に補助金は使えますか?
-
POSレジ導入時に申請できる補助金は以下の通りです。
- IT導入補助金<デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)>
- 業務改善助成金
- ものづくり補助金<一般型・グローバル展開型
- 小規模事業者持続化補助金<一般型>
それぞれ解説していきます。
①IT導入補助金<デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)>
中小企業や小規模事業者などが導入するソフト(会計・受発注・決済・EC)の経費を一部補助してくれます。インボイス対応も見据えた企業間取引のデジタル化推進が目的です。
スクロールできます補助対象経費区分 ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費 補助率 1機能以上は3/4以内2機能以上は2/3以内 上限・下限額 1機能以上は5万円~50万円以下2機能以上は50万円超~350万円 +
スクロールできますハードウェア購入費 PC・タブレット・プリンター・スキャナー及びそれらの複合機器:補助率1/2以内、補助上限額10万円レジ・券売機等:補助率1/2以内、補助上限額20万円 参考:IT導入補助金2023
②ものづくり補助金<一般型・グローバル展開型>
中小企業・小規模事業者が今後も直面する制度変更に対応し、生産性を向上させるための設備投資を支援します。革新的サービスや試作品の開発・生産プロセスの改善への取り組みが補助対象です。
補助率 1/2、小規模企業者・小規模事業者 2/3 上限・下限額 100万円~3,000万円 ③小規模事業者持続化補助金<一般型>
自社の経営を見直した小規模事業者が、自らが行う持続的な経営に向けた販路開拓や生産性向上が支援されます。取り組みに際しては経営計画の作成が必要です。
スクロールできます通常枠 賃金引上げ枠 卒業枠 後継者支援枠 創業枠 インボイス枠 補助率 2/3 2/3(赤字事業者については3/4) 2/3 2/3 2/3 2/3 補助額 50万円 200万円 200万円 200万円 200万円 100万円 ④業務改善助成金
生産性向上に資する設備投資などの実施と共に、事業所内の最低賃金を一定額以上引き上げた事業所が対象です。事業所内の改善を目的とした設備投資費の一部が助成されます。
スクロールできます30円コース 45円コース 60円コース 90円コース 助成率 870円未満:9/10870円以上920円未満:4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)920円以上:3/4(生産性要件を満たした場合は4/5) 870円未満:9/10870円以上920円未満:4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)920円以上:3/4(生産性要件を満たした場合は4/5) 870円未満:9/10870円以上920円未満:4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)920円以上:3/4(生産性要件を満たした場合は4/5) 870円未満:9/10870円以上920円未満:4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)920円以上:3/4(生産性要件を満たした場合は4/5) 870円未満:9/10870円以上920円未満:4/5(生産性要件を満たした場合は9/10)920円以上:3/4(生産性要件を満たした場合は4/5) 助成上限額※かっこ内は事業場規模30人未満の事業者である場合の上限額 1人 30万円(60万円) 45万円(80万円) 60万円(110万円) 90万円(170万円) 助成上限額 2~3人 50万円(90万円) 70万円(110万円) 90万円(160万円) 150万円(240万円) 助成上限額 4~6人 70万円(100万円) 100万円(140万円) 150万円(190万円) 270万円(290万円) 助成上限額 7人以上 100万円(120万円) 150万円(160万円) 230万円(230万円) 450万円(450万円) 助成上限額 10人以上 120万円(130万円) 180万円(180万円) 300万円(300万円) 600万円(600万円) 参考:業務改善助成金
補助金について詳しくは下記の記事をご覧ください。
あわせて読みたい【2023年3月更新】POSレジの補助金まとめ|IT補助金対象POS一覧 本記事は2023年3月18日時点の情報に基づき執筆しています。 POSレジの導入を検討しているものの、補助金を複雑だと感じ二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか…
まとめ
POSレジは機能が豊富で自由にカスタマイズできる点から、幅広い業種で導入が進められています。もちろんクリーニング店も例外ではありません。しかし、初めてPOSレジを導入する際には何を基準に選べばよいのか分からない方も多いでしょう。
今回はコスパや機能・操作・口コミ・サポート力といった点から、クリーニング店におすすめのレジを紹介しました。今回の記事を参考に、デモ体験も行いながら自店に最適なPOSレジの導入を進めていきましょう。
