おすすめのレシートプリンター9選|選び方【連携POSレジ対応表付き】

レシートは、POSレジにレシートプリンターを連携させることで印刷されます。そのため、POSレジ導入時に印刷してレシートを渡す必要がある店舗では、レシートプリンターを導入する必要があります。
レシートプリンターにはさまざまなバリエーションがあるので、どのレシートプリンターがいいか迷われている方も多いでしょう。また、導入したPOSレジによって連携できるレシートプリンターやキャッシュドロアーは決まっているので必ず事前にチェックしてから購入しましょう。
今回の記事では、レシートプリンターについて詳しく解説し、おすすめの機種をまとめて紹介しています。導入を検討している方は、参考にしてみてください。
レシートプリンターの選び方
ここでは、レシートプリンターの選び方を解説していきます。レシートプリンターを選ぶ際は、以下の4点に考慮して選ぶようにしましょう。
- お持ちのPOSレジと連携可能かどうか
- レシートプリンターの種類を選ぶ
- 店舗の業務フローにあった製品を選ぶ
- 店舗の雰囲気を重視する方はデザイン性もチェック
①お持ちのPOSレジと連携可能かどうか
POSレジによって、連携できるレシートプリンターは決まっています。使用するPOSレジで連携できるかをしっかりと確認して製品を選ぶようにしましょう。各POSレジに連携可能なレシートプリンターは記事後半でまとめています。
POSレジがまだ決まっていないという方は、以下の記事に各POSレジの機能や料金をまとめていますので、参考にしてみてください。POSレジメーカーにレシートプリンターも導入したいと伝えると連携可能な製品を教えてもらえるので最もスムーズに導入可能です。

②レシートプリンターの種類を選ぶ
レシートプリンターの接続方法は「LANプリンター」「Bluetoothプリンター」「LAN × Bluetoothハイブリッドプリンター」の3種類があります。
以下の表で、それぞれの接続方法の特徴を示しているので比較してみてください。
接続方法 | メリット・デメリット | こんなお店におすすめ | |
LANプリンター | LAN | 1台で複数のレジ端末から印刷できる。設定が若干複雑。 | 店舗内で複数のiPadレジを使用している |
Bluetoothプリンター | Bluetooth | ペアリングするだけで使用できる。1台のiPadレジに1台のプリンターしか接続できない。 | LAN環境がない店舗や商業施設のような勝手にネット回線を引き込めない店舗。屋外イベント。 |
LAN × Bluetoothハイブリッドプリンター | LAN・Bluetooth | LAN・Bluetoothどちらでも接続可能。ネット環境にトラブルがあってもBluetoothで対応できる。 | 店舗のスタイルに応じて使用可能。 |
LANプリンターの代表例:コンパクトレシートプリンター RP-F10

コンパクトレシートプリンター RP-F10は、販売価格45,100円で色は黒か白から選択可能です。
低価格でありながら高機能で、さまざまな店舗で導入されています。サイズもコンパクトなのでレジ台のスペースを占有しません。スマレジなどのPOSレジに対応しています。※RP-10FはBluetooth接続対応も行っています。
Bluetoothプリンターの代表例

現在大人気のレシートプリンター内蔵キャッシュドロア mPOPは、さまざまなPOSレジに対応しており、プリンターとキャッシュドロアの一体型という特徴があります。従来のレジ周辺機器に比べてデザイン性がかなりスタイリッシュと評判で、なおかつプリンターとドロアーをまとめて低コストで導入できる点もあり、非常に人気のある製品となっております。スマレジ、Square、Airレジ、ユビレジ、Shopify、楽天ペイでご利用いただけます。
価格は66,990円で、色は黒と白から選択可能です。
LAN × Bluetoothハイブリッドプリンターの代表例

iPadレジプリンター mC-Print3には3つのUSBポートが搭載されているため、キャッシュドロア・バーコードリーダー・カスタマーディスプレイを接続可能です。飲食店では、オーダー伝票を印刷するプリンターとしても利用できます。スマレジ、Squareでご利用いただけます。
価格は53,900円で、色は黒と白から選択可能です。
店舗の業務フローにあった製品を選ぶ
特別な運用をする店舗の場合、業務フローに合わせて製品を選択する必要もあります。
例えば飲食店の場合、会計時にレシートを印刷するためのプリンターの他に、注文が入った際にオーダー伝票を印刷するためのプリンターが必要なケースがあります。POSレジと連携できるものであれば、キッチンプリンター・レシートプリンターどちらの用途でも使用可能です。
キッチンプリンターとして使用する場合、2階席があったりテラス席があったりする店舗は注文を受けた際にデータが届かない可能性があるので、事前にメーカー担当者に確認しておきましょう。
小売店で使用する場合は、使用する用紙にかかるランニングコストや、プリンターを置く場所を考慮して選ぶ必要があります。
訪問販売や屋外イベントで使用する際は、下記のような持ち運び可能なモバイル型のプリンターを使用するといいです。

店舗の雰囲気を重視する方はデザイン性もチェック
おしゃれな内装の飲食店や高級料亭など、店舗のスタイルによってプリンターのデザインを考慮すると、店舗の雰囲気を乱しません。特に、顧客から見える場所に設置する場合は、デザインや色にも注意しましょう。
前述のmpopなどは、デザイン性の面でも優れているのでそれほど雰囲気を壊すことはないでしょう。
おすすめのレシートプリンター9選
ここでは、おすすめのレシートプリンター9選を紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、店舗の業務フローや雰囲気と照らし合わせて比較してみてください。
レシートプリンター内蔵キャッシュドロア mPOP

66,990円~
キャッシュドロアーと一体化されたレシートプリンター デザイン性も◎
レシートプリンター内蔵キャッシュドロア mPOPは、キャッシュドロアーと一体化されたレシートプリンターです。スタイリッシュかつデザイン性に優れたレシートプリンターになっています。キャッシュドロアーはコンパクトで使いやすい設計になっており、4紙幣6貨幣収納可能です。
電子ロックキー対応セキュリティで、防犯性にも優れています。高機能でデザイン性も優れているため、おすすめNO.1としました。
■おすすめポイント
- キャッシュドロアー一体型
- スタイリッシュかつデザイン性に優れている
- 電子ロックキー対応セキュリティ
■製品情報
価格 | 66,990円 |
連携可能なPOS | スマレジ、POS+、Airレジ、ユビレジなど |
接続方式 | Bluetooth |
特長 | キャッシュドロア一体型、電子ロックキー対応 |
mC-Print3

53,900円~
周辺機器をすべて接続可能 キッチンプリンターとしても
mC-Print3はmC-Printと同様にLANだけではなく、Bluetooth接続もできるレシートプリンターです。さまざまな周辺機器とつながるようになっており、3つのUSBポートが搭載されています。キャッシュドロア・バーコードリーダー・カスタマーディスプレイを、すべてつなぐことが可能です。
キッチンプリンターとしても利用可能で、別製品のmC-Soundと連携させればオーダーが入ったときにメロディーで知らせてくれます。
■おすすめポイント
- 3つのUSBポートが搭載されている
- キッチンプリンターとしても利用可能
- mC-Soundと連携させればメロディーでオーダーをお知らせ可能
■製品情報
価格 | 53,900円 |
連携可能なPOS | スマレジ、Squareレジ |
接続方式 | LAN、Bluetooth |
特長 | キッチンプリンターとしても利用可能 |
mC-Print2

47,300円~
手のひらサイズのコンパクト設計 マルチな接続方法で利便性が高い
mC-Print2はLANだけではなく、Bluetoothでの接続も可能なレシートプリンターです。手のひらサイズの非常にコンパクトなレシートプリンターで、重量は約800gしかありません。置き場所に困ることがなく、店舗の雰囲気を損ねるようなこともないでしょう。色は、ホワイト、ブラックの2色から選択可能です。
■おすすめポイント
- LAN/Bluetoothでの接続が可能
- 手のひらサイズで非常にコンパクト
- 重量は約800g
■製品情報
価格 | 47,300円 |
連携可能なPOS | スマレジ、Squareレジ |
接続方式 | LAN、Bluetooth |
特長 | 軽量かつコンパクトで置き場所に困らない |
RP-F10

45,100円~
低価格かつ高機能 大手時計メーカーのセイコーが開発
RP-F10は低価格かつ高機能なレシートプリンターです。非常にコンパクトなので、レジ台のスペースを占有しません。大手時計メーカーのセイコーが開発しており、これまでに培った精密な技術で作られています。
店舗の用途に合わせて、レシートを前面と上面から排紙可能です。大手時計メーカーのセイコーの製品ということもあり、信頼性が高いため安心して利用できます。
■製品情報
価格 | 45,100円 |
連携可能なPOS | スマレジ |
接続方式 | LAN、Bluetooth |
特長 | レシートを前面と上面から排紙できる |
TM-m30II-H

50,820円~
ニアエンドセンサーが用紙切れを事前に知らせてくれる 壁面設置も可能
TM-m30II-Hはプリンターとタブレットを有線で接続すれば、給電・通信が可能です。BluetoothやWi-Fiでも接続可能なので、店舗の通信環境に合わせて使用できます。用紙切れが近くなると、ニアエンドセンサーが反応するので事前に用紙切れを知ることが可能です。また、オプションの壁掛け金具を使用すれば、壁面に設置することができます。
■おすすめポイント
- BluetoothやWi-Fなど店舗の通信環境に合わせて接続可能
- ニアエンドセンサーが用紙切れを知らせてくれる
- オプションの壁掛け金具で壁面に設置可能
■製品情報
価格 | 50,820円 |
連携可能なPOS | スマレジ |
接続方式 | LAN、Bluetooth、Wi-Fi |
特長 |
TM-m10

48,730円~
EPSONのレシートプリンター コンパクトで置き場所に困らない
TM-m10は、LAN接続タイプのレシートプリンターです。用途に合わせて前面排紙、上面排紙の変更ができます。ロゴ先打ち機能で、用紙カット前にレシートのトップロゴを印字する設定にすれば、10.5mmの余白を2mmまで節約可能です。
サイズも非常にコンパクトで設置場所に困ることはありません。販売メーカーは、プリンターにおいて世界的シェアを誇っているEPSONなので、信頼性が高いです。
■おすすめポイント
- 用途に合わせて前面排紙、上面排紙の変更が可能
- ロゴ先打ち機能で用紙の節約ができる
- 販売メーカーはプリンターで世界的シェアを誇っているEPSON
■製品情報
価格 | 48,730円 |
連携可能なPOS | スマレジ |
接続方式 | LAN |
特長 | ロゴ先打ち機能があるので用紙を節約できる |
MP-B20

21,780円~
場所を選ばず使用可能 軽量モバイルプリンター
MP-B20は重さ180gのモバイルプリンターです。ベルト部分に装着可能で、手軽に持ち運びできます。タブレットやスマートフォンとの連携も可能です。場所を選ばず使用できるので、訪問販売や屋外イベントでも使用できます。
基本的にUSBで充電しますが、オプションのクレードルを使用すれば更に簡単に充電可能です。
■おすすめポイント
- 重さ180g
- タブレットやスマートフォンとの連携が可能
- 訪問販売や屋外イベントに適している
■製品情報
価格 | 21,780円 |
連携可能なPOS | スマレジ、Airレジ、コイニー |
接続方式 | Bluetooth |
特長 | 軽量かつコンパクトで場所を選ばず使用可能 |
SM-L200

29,150円~
必要な付属品が揃っている 専用充電器不要
SM-L200は軽量かつコンパクトなモバイルプリンターで、バッテリーが内蔵されています。専用充電器が不要で、スマートフォンの充電器やモバイルバッテリーでの充電も可能です。バッテリーやベルトクリップも付属しているので、屋外イベントなどでもすぐに使用できます。
Bluetooth接続で使用場所を選ばないので、様々なシーンで使用可能です。
■おすすめポイント
- バッテリー内蔵モバイルプリンター
- 専用充電器不要
- バッテリーやベルトクリップ付属
■製品情報
価格 | 29,150円 |
連携可能なPOS | スマレジ、楽天ペイ、コイニー |
接続方式 | Bluetooth |
特長 | バッテリーが内蔵されておりスマートフォンでの充電もできる |
SM-S210i

36,667円~
連続12時間使用可能 Bluetooth接続だから寛太に使用できる
SM-S210iはバッテリー内蔵の軽量モバイルプリンターです。バッテリーは連続12時間使用できます。スマレジを使用する場合は、レシートのフッター部分に広告を表示させることが可能です。iPhoneやiPadとBluetooth接続して使用できるので、使用場所を選びません。
2013年に発売されて以来、長い間人気を誇っているモバイルプリンターなので、信頼性が高いです。
■おすすめポイント
- バッテリー内蔵の軽量モバイルプリンター
- バッテリーは連続12時間使用可能
- スマレジ連動なら広告の印字も可能
■製品情報
価格 | 36,667円 |
連携可能なPOS | スマレジ、楽天ペイ、Airレジ、Squareレジ、コイニーなど |
接続方式 | Bluetooth |
特長 | スマレジ連動で画像や広告を印字できる |
各POSレジメーカー対応レシートプリンター早見表
ここでは、各POSレジメーカーに対応しているレシートプリンターを早見表で紹介します。
その他のPOSレジの連携情報については、各メーカーにお問い合わせください。
スマレジ
スマレジは、iPhoneやiPadなどのスマート端末・タブレット端末を使用するPOSレジです。
プリンター名 | 接続方式 | 価格 |
mPOP | Bluetooth | 66,990円 |
TM-m30ll-H ll(LAN・Bluetoothタイプ) | LAN、Bluetooth | 50,820円 |
mC-Print3 | LAN、Bluetooth | 53,900円 |
mC-Print2 | LAN、Bluetooth | 47,300円 |
TM-m10 | LAN、Bluetooth | 48,730円 |
PriFlex GIANT | LAN、Bluetooth | 77,220円 |
MP-B20 | Bluetooth | 21,780円 |
SM-S210i | Bluetooth | 36,667円 |
SM-L200 | Bluetooth | 29,150円 |
Square
Squareはオンライン決済ができ、クレジットカードや交通系電子マネーの他、Apple Pay・iDなどにも対応しています。
プリンター名 | 接続方式 | 価格 |
mPOP | Bluetooth | 66,990円 |
mC-Print3 | LAN、Bluetooth | 53,900円 |
mC-Print2 | LAN、Bluetooth | 47,300円 |
SM-S210i | Bluetooth | 36,667円 |
STORES 決済
STORESは、実店舗とネットショップの連携が可能で、売上管理や在庫管理もできるPOSレジです。
プリンター名 | 接続方式 | 価格 |
MP-B20 | Bluetooth | 21,780円 |
TM-T20II | Bluetooth | 49,170円 |
TM-m10 | Bluetooth | 48,730円 |
SM-S210i | Bluetooth | 36,667円 |
SM-L200 | Bluetooth | 29,150 |
Airレジ
Airレジは0円で使えるPOSレジアプリで、 iPadとインターネット環境があればすぐに使用できます。
プリンター名 | 接続方式 | 価格 |
mPOP | Bluetooth | 66,990円 |
mC-Print3 | LAN、Bluetooth | 53,900円 |
mC-Print2 | LAN、Bluetooth | 47,300円 |
SM-S210i | Bluetooth | 36,667円 |
楽天ペイ
楽天ペイは、楽天が運営する店舗向けクレジットカード決済サービスです。スマートフォンやタブレットに専用のクレジットカードリーダーを装着して使用します。
周辺機器はセット購入でお得に導入可能
周辺機器をまとめて導入する場合は、パッケージ化されたまとめ買いがお得です。
POSレジの周辺機器には、レシートプリンターの他に以下のようなものがあります。
- キャッシュドロワー
現金を収納する機材。会計時に自動で開く。
- カスタマーディスプレイ
会計時に金額を提示するディスプレイ。
- ロール紙
プリンターに装着する用紙。
POSレジ・レシートプリンターセット(エプソン TM-m30)

コンパクトなLAN・Bluetoothタイプのプリンターとキャッシュドロアがセットになっており、スマレジの導入が済めばすぐに使用できます。レシートプリンターやキャッシュドロアを選ぶのに迷った際は、こちらのセットがおすすめです。
■料金
66,990円
■セット内容
レシートプリンター TM-m30II-H、キャッシュドロワ E-35S(3札6硬貨)、レシート用紙(サーマルロール紙)10巻、iPadスタンド Universal Tablet Station※セットにiPadは付属していません。
■対応POSレジ
スマレジ
mCシリーズ POSレジフルセット

プリンターはmC-Print3が付いており、ライトニングケーブルでも接続でき、LAN・Bluetoothとマルチな接続も可能です。キャッシュドロアはラウンドデザインで、オシャレな作りになっています。
■料金
102,300円
■セット内容
キャッシュドロア mC-Drawer、iPadレジプリンター mC-Print3、カスタマーディスプレイ SCD222U
■対応POSレジ
スマレジ、Squareレジ、Airレジ
まとめ
レシートプリンターには様々な種類があり、店舗の業務フローや雰囲気に応じて選ぶ必要があります。周辺機器の導入がまだの場合は、セットでの購入も検討して見るといいでしょう。
レシートプリンター選びに迷った際は、今回の記事で紹介したレシートプリンターのなかから検討してみてください。