プロテインシェイカーが得意なOEMメーカー4選|成功ポイントまで

プロテインシェイカーが得意なOEMメーカー4選

現在、どこのスーパーやコンビニに行っても、さまざまなプロテインの関連商品を多数見かけるようになりました。この10年で、プロテインの市場規模は約4倍に伸びており、今後もこの勢いは続くと予想されています。プロテインシェイカーは、そんなプロテインブームの中でも、なくてはならない存在です。

シェイカーなら溶けにくいプロテインも簡単に溶けますし、味が良くなることや持ち運びができるようになるのも大きなメリットと言えます。運動やダイエットなど、幅広い目的で使えるプロテインシェイカーをOEMで作る場合、どんなメーカーを選べばいいのでしょうか。

今回は、プロテインシェイカーが得意なOEMメーカーのご紹介や選び方、成功のポイントや費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

プロテインシェイカーOEMのポイント3つ

プロテインシェイカーのOEMで、押さえておきたい3つのポイントをご説明します。

ポイント①プロテインシェイカーの種類

まず1つ目のポイントは、プロテインシェイカーの種類についてその形状や適したシーンなど、特長についてしっかり検討することです。プロテインシェイカーを作る際に、注目すべき点は以下の通りになります。

1.形状は大きく分けて2タイプ

プロテインシェイカーには、大きく分けて広口タイプと細口タイプの2種類があります。

広口タイプは自宅で飲む場合などに適しており、持ち手部分にへこみを持たせるなど持ちやすさにこだわった形状が多いのが特徴です。

また、細口タイプはサッと飲みたい場合に適した形状になっており、運動後などに飲むための持ち運び用として使われることが多い傾向にあります。

2.容量

プロテインシェイカーの容量は、現在300〜600ml程度の製品が主流です。

1回量は、プロテインパウダー20〜30gに対し水は約150〜200mlですが、シェイカーは500ml程度のほうが振った際に混ざりやすくなります。

シェイカーの中には1lなど大容量のものもありますが、その分振るのに力がいりますし、混ぜやすさも落ちてしまいますので、注意が必要です。

3.その他の機能、付属品

プロテインシェイカーの機能として、持ちやすい形状であるというのはとても大切なポイントです。

また、大容量のシェイカーでは溶けやすさを増すために、シェイカー内に金属のバネバネボールやプラスチックミキサーが付いているものもあります。

そのほかにも、簡単に早くプロテインを混ぜられる電動式のプロテインシェイカーや、保冷機能が付いているタイプなどさまざまです。

どんな方をターゲットにするかによって、どのような機能や付属品をつけるかが変わってきますので、きちんと検討する必要があるでしょう。

ポイント②製品コンセプトを明確に

現在急速に伸びているプロテイン市場では、たくさんの商品が次から次に出てきています。

プロテインシェイカーに、ほかにはない付加価値をつけて差別化を図っても、商品が出来上がった頃にはその付加価値が一般化していることもあるのです。

これに対応するためには、ターゲットのニーズや課題を明確にした上で、ニーズを満たし課題を解決する適切なコンセプトを練り上げる必要があります。

例えば、日頃からたくさんの運動をしていてトレーニング中にプロテインを飲む方なら、細口タイプで容量600ml〜1lと多いほうが良いでしょう。

もし、トレーニング後や日常生活の中でプロテインを飲む場合は、広口タイプで500ml程度の容量のほうが使いやすくなります。

このように、ターゲットによって製品の形状や容量も違ってきますので、コンセプトを明確にすることは大変重要なポイントです。

ポイント③細かい点にも気をつかう

洗いやすさや、持ち運ぶ際にこぼれないかどうかも大切です。

付属品が多いと、どうしても洗いにくくなりますし、汚れが落ちずらいと次第に使わなくなってしまいます。

また、細口タイプのシェイカーは持ち運ぶことが多くなるため、きちんとロックされていないとこぼれる可能性が高くなるでしょう。

この点ロック音が鳴る商品では、音でロックを確認できるので安心して持ち運ぶことができますし、細かな点に配慮することで商品の評価につながります。

プロテインシェイカーOEMメーカーの選び方

プロテインシェイカーOEMメーカーの、選び方について解説します。

①まずは信頼度や実績をチェック

プロテインシェイカーに関しての製造実績や、メーカーの信頼度を必ずチェックしましょう。

製造実績が多ければ、プロテイン市場のトレンドや細かな使用感など、活きたアドバイスをもらえる可能性が高くなります。

また、実績が多いとそれだけ見積額が安くなるケースもあるので、とても大切なポイントです。

②小ロットから大量生産まで幅広く対応してくれるか

ロット数とは、OEMメーカー側がその製品を生産する際に、機械で一度に作ることができる数のことです。

このロット数はメーカーによって違い、小ロットから可能な場合もあれば、大ロットのみの対応としているところもあります。

最小ロット数の確認や、ロット数を希望によって変えられるかどうかなど、柔軟な対応が可能かどうかもチェックしましょう。

初めて販売する製品に関しては、小ロットでのテストマーケティング販売が安心ですが、全体の価格は下がってもその分1個当たりの原価が高くなります。

テストマーケティング販売後、大ロット製造に切り替えていくことで利益が最大化するので、長期的な視野を持ってメーカーを選ぶことが重要です。

③複数のメーカーの話を聞こう

プロテインシェイカーのOEMに際して、最低でも3社程度は問い合わせるようにしてください。

1社のみの相談では、相場よりも高い金額が提示されたときや、通常と異なる対応をされたときに気づけない可能性もあります。

複数のメーカーに問い合わせることにより、それぞれ比較できますので、適正な価格を知ることができるでしょう。

プロテインシェイカーが得意なOEMメーカー4選

プロテインシェイカーを得意としているOEMメーカー4社について、その概要や特長、おすすめポイントなどをご紹介します。

ユニファースト株式会社

小ロットからOK!滑りにくく持ちやすい実用的なデザインで、付加価値の高い商品作りを

ユニファースト株式会社は、プロテインシェイカーだけでなく、さまざまな種類のノベルティ商品やグッズ制作などの実績が豊富です。

プロテインシェイカーは持ち運びOKで、容量400ml、直径9㎝×高さ16.5cmで、名入れや蓋のカラーなどオーダーメイドすることができます。

最小ロットは5,000個〜ですが、これよりも少ない数での生産が可能になる場合がありますので、ぜひ一度ご相談ください。

  • さまざまなグッズの制作実績が豊富
  • 使い勝手のいいプロテインシェイカーを作れる
  • 小ロットでの依頼が可能
最小ロット5000個~(状況に応じてさらに少ない数でも可)
最小見積額要問合せ
特長オリジナルグッズの制作経験が豊富なOEMメーカー。使い勝手のいいプロテインシェイカーを土台として、オーダーメイドでお好みのデザインに。

株式会社サプリスタンダード

「売るためのデザイン」に定評あり。企業努力で価格を抑えることにも力を入れている

株式会社サプリスタンダードは、各種プロテインのOEMメーカーであり、プロテイン市場に精通しているため安心して依頼ができます。

特に、デザイン力に定評があり「売るためのデザイン」をさまざまな企業から評価されているのが特長です。

製造にかかる価格を抑えるために原料の調達を自社でおこなうなど、企業努力をおこなっているほか、作った製品の保管もできるようになっています。

  • デザイン力に定評がある
  • サンプルの確認が可能
  • 作った製品の保管もできる
最小ロット要問合せ
最小見積額要問合せ
特長企業努力でできるだけ価格を抑えるだけでなく、定評のある「売るためのデザイン」を依頼できる。サンプルの確認や作った製品の保管も可能。

テッセランド株式会社

豊富なバリエーションで理想のプロテインシェイカーが作れる!

テッセランド株式会社は、ブランドイメージをものづくりで支えようと、販促支援としてさまざまな企業の商品を作り上げています。

中でもプロテインシェイカーは蓋の形からカップの大きさ、目盛り付きの製品やスポーツタイプのデザインなど、バリエーションが豊富です。

最小ロットは3,000個〜ですが、状況次第でこれより少ない数でも対応が可能な場合がありますので、まずは相談されることをおすすめします。

  • さまざまな形や容量のタイプからカスタマイズが可能
  • 設計から完成までを、一貫して依頼することもできる
  • 小ロットでの依頼が可能
最小ロット3,000個~(状況に応じてさらに少ない数でも可)
最小見積額要問合せ
特長豊富なバリエーションの中から、希望のシェイカーをカスタマイズ可能。一から制作することもできるので、さまざまなニーズに対応OK。小ロット製造もできる。

竹内容器株式会社

好みのデザインができる。使い勝手のいいシェイカーを小ロットから

竹内容器株式会社は、さまざまなタイプの容器を製造している企業で、プロテインシェイカーとしても使える簡易シェイカーを取り扱っています。

容量は200mlと450mlで、握りやすく溶かしやすい形状のほかブランド毎にデザインをプリントできるので、販促商品として制作が可能です。

最小ロット数も100個〜依頼ができるので、ノベルティとして少ない数で利用したい方にも、最適なシェイカーとなっています。

  • 最小ロット数100個~依頼可能
  • 握りやすく溶かしやすいデザイン
  • 完成品なので納品までがスムーズ
最小ロット100個~
最小見積額要問合せ
特長最小ロット数100個〜依頼できるプロテインシェイカー。ノベルティでも販促品でも可能で、ブランドロゴなどのプリントもできる。

【製品が完成するまで】プロテインシェイカーOEMの流れ

プロテインシェイカーOEMでは、以下の流れで製品が作られます。

  1. ヒアリング・打ち合わせ
  2. 企画案作成
  3. 見積もり
  4. サンプル作成
  5. 企画案決定
  6. 製造
  7. 納品

プロテインシェイカーOEMの場合は、ある程度完成された商品の中から企画に沿ったものを選び、デザインを依頼することが多くなります。

メーカーの中には、一から企画やデザインを依頼できるところもありますが、いずれの場合もコンセプトやイメージを事前に決めておくことが大切です。

(h2見出し)プロテインシェイカーのOEM費用相場と安く抑える方法

プロテインシェイカーの費用相場は、一般的なOEMメーカーで1個250円程度になります。

最小ロット数が1000個の場合は、

250円×1000個=25万円(税別)です。

実際は、最小ロット数での発注の際には1個当たりの金額が割高になる可能性がありますので、その点に注意してください。

プロテインシェイカーOEMを安く抑える方法

プロテインシェイカーOEMを安く抑えるためには、さまざまな方法があります。

ロット数を増やし、割高となる小ロットでの依頼を避けることや、相見積もりをおこない、各OEMメーカーの見積もりを比較することも大切です。

また、フルオーダーですとその分コストが上がりますので、すでに完成している商品をパッケージ替えという方法で依頼することでも安く出来ます。

そのほか、納期が短い場合はそれだけ費用が高くなることが多いので、スケジュールには余裕をもって依頼するようにしましょう。

プロテインのOEMメーカーもチェック

プロテインOEMメーカーについてもまとめていますので気になる方はチェックしてみてください。

まとめ

プロテインシェイカーをOEMで依頼する際は、細口タイプや広口タイプの決定、容量などターゲットに合わせた商品作りを意識する必要があります。

そのほか、コンセプトを明確にしたり、使い勝手の良さを向上する機能なども事前に検討しておくとスムーズです。

また、プロテインシェイカーのOEMメーカーを選ぶ際は、実績や信頼度を確認するほか、幅広いロット数に対応可能か否かも大切なポイントになります。

費用に関しては、プロテインシェイカーをOEMにて製造する場合、費用相場は1000個で25万円(税別)程度です。

小ロット製造だと高くなる可能性があるので、ロット数を増やしたり、パッケージ替えで依頼したり、スケジュールに余裕を持つなどして対策しましょう。

今回はプロテインシェイカーが得意なOEMメーカーを4社ご紹介しましたので、それぞれの特長や概要を確認しつつ、最適なメーカーをご検討ください。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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