問題解決と課題発見の関係性とは

クロスメディア・コンサルティングの齋藤です。
クロスメディアグループは、もともとクロスメディア・パブリッシングという出版社から成り立っており、今まで500冊以上のビジネス書を出版してきています。
弊社が運営するマネジメントクラブWebメディアでは、ビジネスにおける各分野のプロフェッショナルに各企業が直面している問題に対して、解決施策事例を含めて紹介していますので、そちらもご覧ください。

ビジネスプロフェッショナルインタビュー

さて、企業にとって問題解決はとても重要な事項となります。
日々様々な問題に直面しており、それを解決していくことこそが、企業経営だと言っても過言ではありません。
しかし、なかなか解決できないことが多いのも事実です。

私は、問題解決をするためには、その前に課題発見をすることが重要だと考えています。

では、課題発見とは何なのでしょうか。

企業における問題とは起こっている「事象」のことを言います。
例えば、
・売上が減少している
・コストが利益を圧迫している
・社員の定着率が低い
などなど、企業経営における解決したい事象が「問題」となります。

上記の例のうち、売上が減少しているから売上を上げていくために、
・Webサイトへの集客を強化するために広告をよりかける
・顧客接点を広げるために店舗拡大する
・営業力強化のために社員教育を徹底する
など、様々な施策を検討し、実行に移していくかと思います。

ただし、最大効果が出ることは稀です。むしろ全く効果が出ないこともあります。
それはなぜか。
起こっている問題の根本原因を把握せずに、何となく、あるいは今までの経験上からのみで仮説を立てて数値的分析をせずに解決施策に移ってしまうからです。

この根本原因の把握こそが、課題発見になります。
「売上が減少している」という問題(事象)の課題(根本原因)を発見することで、適切な解決施策へと繋げることができます。

起こっている問題の根本原因さえ把握できれば、その課題に対してピンポイントで解決施策を講じることができるので、問題解決の精度が上がり効果が最大化します。
だからこそ「問題解決」をする前に「課題発見」をしっかり時間をかけて行うことが大切なのです。

そして「課題発見」は、ほとんどの場合社内に答えが眠っています。
社内に蓄積されている会計および売上や顧客などの数値データを詳細分析するだけでもかなり課題発見できます。
加えて市場や競合、消費者などへの調査を行い数値データを取得・分析することで更に精度が上がります。
組織関連の課題発見には、ES調査を行うことで発見できたります。

このように、問題解決するためには、まず課題発見を試みてもらえたらと思います。

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